背徳飯ダイエット
#プリン#低糖質#スイーツ#レシピ 2026/8/27

低糖質プリンは我慢しない。市販の6分の1の糖質で作るレシピ

低糖質プリンは市販品を我慢しなくても作れる。市販カスタードプリン(100gあたり糖質14.0g)に対し、砂糖をラカントSに替え生クリームとゼラチンで作れば約2.5gまで下がる。固まらない・分離する失敗の防ぎ方も数字で解説する。

あきら

背徳飯ダイエット

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約4,020字 ・ 読了 約8分

Enticing flan desserts topped with strawberries beautifully showcased on a wooden board.
Photo: Jonathan Borba / Pexels

低糖質プリンは、材料を2つ置き換えるだけで市販品を我慢しなくても作れる。日本食品標準成分表のカスタードプリンは100gあたり糖質14.0gだが、砂糖をラカントSに、牛乳の一部を生クリームに替えてゼラチンで固めれば、同じ100gあたりの糖質は約2.5gまで下がる。固まらない・分離するといった失敗の防ぎ方まで、数字で見ていこう。

低糖質プリンはなぜ市販品より糖質を下げられるのか(甘味料と乳製品の置き換え)

結論から言うと、市販プリンの糖質源は「砂糖」と「牛乳由来の乳糖」の2つで、低糖質プリンはこの砂糖側をラカントSに入れ替えるから糖質が下がる

日本食品標準成分表(八訂)増補2023年によると、カスタードプリンは100gあたりエネルギー116kcal・たんぱく質5.7g・脂質5.5g・炭水化物14.0g。原材料には卵・牛乳に加えて砂糖(上白糖)が使われており、糖質の大半はこの砂糖と牛乳由来の乳糖が占める。市販品の江崎グリコ「プッチンプリン」(1個67g)でも炭水化物約12.1g(公式サイトの栄養成分表示)と、大きな差はない。

糖質を一気にとると血糖値が急上昇し、その反動でインスリンが大量に出て、余った糖を脂肪としてため込みやすくなる。低糖質プリンはこの砂糖の部分をラカントS(糖類0g・エネルギー0kcal/100g、サラヤ株式会社の公表値)に置き換え、牛乳の一部を糖質の低い純生クリーム(乳脂肪のみ、100gあたり糖質約2.7g)に替える。**「甘さを我慢する」のではなく「甘さの中身を砂糖からラカントSに入れ替える」**のが、この置き換えの考え方だ。

低糖質プリンの材料と分量はどれくらいか(4個分の配合)

材料はシンプルだ。卵(Mサイズ)2個・牛乳150ml・純生クリーム50ml・ラカントS大さじ3(約27g)・粉ゼラチン5g・水大さじ2(ゼラチンをふやかす用) で、でき上がり約362g・4個分(1個あたり約90g)が作れる。

  • 卵(Mサイズ) 2個……鶏卵(全卵・生)は日本食品標準成分表で100gあたり炭水化物0.4g。可食部約100g(2個分)では糖質約0.4g。コクと、なめらかな口当たりの土台になる。
  • 牛乳 150ml……普通牛乳は100gあたり糖質約4.8g(同成分表)。150mlでは糖質約7.2g。全体の糖質の中では最も大きな割合を占める材料だ。
  • 純生クリーム(乳脂肪のみ) 50ml……100gあたり糖質約2.7g。50mlでは糖質約1.35g。牛乳だけで作るよりコクが出て、市販のプリンに近いなめらかさになる。
  • ラカントS(顆粒) 大さじ3(約27g)……糖類0g・エネルギー0kcal(100gあたり、サラヤ公表値)なので、加えても糖質はほぼ増えない。
  • 粉ゼラチン 5g……100gあたり炭水化物0g(同成分表)。糖質を増やさずに、卵を焼き固めなくても(オーブン不要で)プリンの食感を作れる。

材料をすべて合算すると、4個分の合計は糖質約8.95g・たんぱく質約22.5g・脂質約37.4g・エネルギー約452.9kcal。1個分(約90g)に換算すると、糖質約2.2g・たんぱく質約5.6g・脂質約9.4g・エネルギー約113kcalになる(材料の公表値・成分表値から算出した目安)。

本レシピ(4個分)の材料別糖質内訳 牛乳150ml7.2g 生クリーム50ml1.35g 卵2個0.4g ラカントS+ゼラチン0g
本レシピ(4個分)の材料別糖質内訳(材料の公表値・成分表ベースの計算)
なめらかに混ぜたプリン液のクローズアップ
牛乳・生クリーム・ラカントSを混ぜた生地は、加熱前からとろりとなめらか(写真: Pexels)

低糖質プリンの作り方は(加熱温度と冷蔵時間のコツ)

作り方はシンプルだが、加熱温度と冷やす時間の2点だけは守ってほしい

  1. 鍋に牛乳・生クリーム・ラカントSを入れて弱火にかけ、鍋肌に小さな泡が出る60〜70℃程度まで温めたら火を止める(沸騰させない)。
  2. ボウルに卵を溶きほぐし、①を少しずつ加えながら混ぜる。熱い液体を卵に一気に加えると卵だけが先に固まってダマになるので、少量ずつ加えて温度をなじませる。
  3. 水大さじ2でふやかしておいた粉ゼラチンを②に加え、余熱でしっかり溶かし混ぜる。粗熱が取れたら茶こしなどで一度こすと、口当たりがなめらかになる。
  4. カップ4個に均等に流し入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で**最低4時間、できれば一晩(6〜8時間)**冷やし固めれば完成。

カラメルソースをかけると香ばしさが出るが、上白糖で作る一般的なカラメルは糖質が高くなりやすい。カラメルを省く代わりに、無糖ココアパウダーをひとふりすれば、糖質をほぼ増やさずに香ばしさと見た目のアクセントを補える。

瓶からなめらかなプリン生地をすくう
冷蔵庫でしっかり固めれば、スプーンですくうだけで食べられる(写真: Pexels)

低糖質プリンが固まらない・分離するのはなぜか(失敗を防ぐポイント)

固まらない・分離する原因は、ほぼ加熱と冷却のどちらかに絞られる。「沸騰させた」「冷蔵時間が足りない」の2つが最大の原因だ。

  • 液体を沸騰させてしまった:ゼラチンは高温で長く加熱するとゲルを作る力(結合力)が落ち、冷やしても固まりにくくなる。卵も67℃前後から急に固まり始めるため、沸騰させると卵だけがボソボソに固まって「す」が入る原因にもなる。対策は、鍋肌に小さな泡が出る60〜70℃程度で必ず火を止めること。
  • ゼラチンを溶かすタイミングが遅い(液体が冷めてから加えた):ゼラチンは温かい液体でないと溶け残ってダマになる。粗熱が取れきる前の、まだ温かい状態で加えるのがコツ。
  • 冷蔵時間が足りない:1〜2時間で取り出すと中心部が固まりきらず、ゆるいままになる。**最低4時間、できれば一晩(6〜8時間)**は冷蔵庫に置く。
  • 生クリームの量が少なすぎる(牛乳だけで作った):脂肪分が少ないと口当たりが水っぽくなり、なめらかさが出にくい。今回の配合(牛乳150ml:生クリーム50ml=3:1)を目安にすると失敗しにくい。

市販プリンと比べて低糖質プリンの糖質はどれくらい低いのか(数値比較表)

比べると差は大きい。同じ100gあたりで比較すると、低糖質プリンの糖質は市販カスタードプリンの約6分の1に収まる。

項目市販カスタードプリン(Before)低糖質プリン(After・本記事レシピ)出典
甘味料上白糖(炭水化物約99.3g/100g)ラカントS(糖質0g/100g)日本食品標準成分表/サラヤ公表値
100gあたりの糖質約14.0g約2.5g同成分表/材料の公表値から算出
100gあたりのエネルギー約116kcal約125kcal同成分表/材料の公表値から算出
100gあたりのたんぱく質約5.7g約6.2g同成分表/材料の公表値から算出
1個分の糖質(参考)約12.1g(グリコ プッチンプリン67g)約2.2g(本レシピ1個約90g)グリコ公式公表値/材料の公表値から算出
100gあたりの糖質:市販プリン vs 手作りプリン 市販カスタードプリン約14.0g 手作り(本レシピ)約2.5g
100gあたりの糖質比較(市販は日本食品標準成分表(八訂)、手作りは本記事レシピの計算値)
1個分の糖質比較(重量が異なる点に注意) プッチンプリン(67g)約12.1g 手作り(90g)約2.2g
1個分の糖質比較(江崎グリコ公式公表値/手作りは本記事レシピの計算値。重量が67gと90gで異なる点に注意)

甘いものを我慢する必要はないが、頻度を考えるなら数字で見比べておくと選びやすい。手作りする時間がない日は、セブンイレブンの糖質早見表にある「低糖質チーズケーキ」(1個・糖質5.4g・実測値・248円)を選ぶ手もある。生クリームを使った他の低糖質スイーツは糖質制限スイーツの生クリームレシピ、同じくゼラチンで固めるタイプは低糖質チーズケーキでも解説しているので、あわせて読んでおくと材料の使い回しがしやすい。

低糖質プリンを食べるときに注意したいことは何か

いくら糖質が低くても、材料や保存には気をつけたい点がいくつかある。

  • 卵・乳製品は必ずしっかり加熱する:60〜70℃まで加熱することで、卵や生乳に由来する食中毒リスクを抑えられる。生焼けのまま冷やし固めない。
  • 保存は冷蔵庫(10℃以下)で2〜3日を目安にする:卵・牛乳・生クリームを使うため傷みやすい。清潔な保存容器を使い、常温放置は避ける。
  • におい・分離・変色などの異常があれば食べずに廃棄する:手作りで保存料が入っていない分、少しでも様子がおかしければ口にしない判断を優先する。
  • 甘味料の摂りすぎに注意する:エリスリトール系の甘味料は多量に摂るとお腹がゆるくなる人もいる。レシピの分量目安を大きく超えて使わない。
  • 卵アレルギー・乳製品アレルギーがある人、持病がある人は医師に相談する:自己判断で大きく食事を変えず、必ず医師に相談する。

まとめ:明日から作れる低糖質プリン

  • 低糖質プリンは、砂糖をラカントSに、牛乳の一部を生クリームに置き換えて作る。同じ100gあたりの糖質は市販カスタードプリンの約14.0gに対し約2.5gと、約6分の1に抑えられる。
  • 固めるコツは加熱を60〜70℃で止めて沸騰させないことと、冷蔵庫で最低4時間、できれば一晩(6〜8時間)冷やすことの2点。この2つを守れば、固まらない・分離するといった失敗はほぼ防げる。
  • 牛乳と生クリームの比率は3:1が目安。生クリームが少なすぎると水っぽい食感になりやすい。

甘いプリンを我慢する必要はない。まずは卵2個と牛乳・生クリーム・ラカントSを用意して、今日の夜に仕込んでおけば、明日にはなめらかな低糖質プリンが食べられる。

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よくある質問

低糖質プリンは市販のプリンと比べて糖質はどれくらい低いですか?

大きく下がります。日本食品標準成分表のカスタードプリン(100gあたり糖質14.0g)に対し、牛乳の一部を生クリームに、砂糖をラカントSに置き換える本記事のレシピは同100gあたり約2.5g。約6分の1に抑えられます。

低糖質プリンが固まらないのはなぜですか?

主な原因は加熱温度と冷蔵時間です。液体を沸騰させるとゼラチンの結合力が落ちて固まりにくくなるため、60〜70℃程度(沸騰直前)で加熱を止め、冷蔵庫で最低4時間、できれば一晩(6〜8時間)冷やしてください。

低糖質プリンに使う甘味料は何がいいですか?

ラカントSなど糖類0gを公表している甘味料が向いています。牛乳・生クリームと一緒に加熱して溶かすだけで、上白糖と同じ甘さをほぼ糖質を増やさずに再現できます。

低糖質プリンはどれくらい保存できますか?

卵・乳製品を使うため、冷蔵庫(10℃以下)で保存し2〜3日を目安に食べきってください。清潔な容器を使い、におい・分離など異常があれば食べずに廃棄してください。

根拠・出典

  • カスタードプリン(食品番号15086、100gあたりエネルギー116kcal・たんぱく質5.7g・脂質5.5g・炭水化物14.0g)は日本食品標準成分表(八訂)増補2023年の数値。
  • 普通牛乳(100gあたりエネルギー61kcal・たんぱく質3.3g・脂質3.8g・炭水化物4.8g)、鶏卵(全卵・生、100gあたりエネルギー142kcal・たんぱく質12.2g・脂質10.2g・炭水化物0.4g。卵1個Mサイズ可食部約50gなら糖質約0.2g)、粉ゼラチン(100gあたりエネルギー347kcal・たんぱく質87.6g・脂質0.3g・炭水化物0g)も同成分表(八訂)増補2023年の数値。
  • 純生クリーム(乳脂肪のみ、100gあたりエネルギー404kcal・たんぱく質1.9g・脂質43.0g・利用可能炭水化物約2.7g)はcontent/articles/cream-sweets.md・lowcarb-cheesecake.mdと同出典(同成分表)。
  • ラカントS(糖類0g・エネルギー0kcal/100g)はサラヤ株式会社の公表値。
  • 江崎グリコ「プッチンプリン」(1個67gあたりエネルギー89kcal・たんぱく質1.1g・脂質4.0g・炭水化物12.1g)は江崎グリコ公式サイト商品ページの栄養成分表示(2026年8月時点)。
  • セブンイレブン「低糖質チーズケーキ」(糖質5.4g・たんぱく質5g・脂質12g・170kcal・248円)はapps/tool/public/db.jsonの実測値(lowcarb-cheesecake.mdと同出典)。
  • 本記事のレシピ(材料合算・4個分と1個分の栄養値)は、上記の公表値・成分表値を分量で按分した計算上の目安であり、実測値ではない。

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