背徳飯ダイエット
用語解説 #内臓脂肪#皮下脂肪#メタボリックシンドローム#ダイエット用語 2026/9/4

内臓脂肪と皮下脂肪の違いとは?付く場所・測り方・どちらが先に減るかを解説

内臓脂肪と皮下脂肪の違いは付く場所と測り方で見分けられます。厚生労働省の基準では腹囲は男性85cm・女性90cm以上、内臓脂肪面積100cm²が内臓脂肪型肥満の目安です。判別の目安とどちらが先に減るかを数値で解説します。

あきら

背徳飯ダイエット

公開

約1,939字 ・ 読了 約4分

A variety of gourmet dishes and desserts beautifully arranged on a wooden table.
Photo: Andy Lee / Pexels

「内臓脂肪 皮下脂肪 違い」を調べてこのページに来た人の多くは、自分のお腹がどちらのタイプか知りたいはずだ。結論から言うと、内臓脂肪はお腹の中の腸など臓器の周りに、皮下脂肪は皮膚のすぐ下につく脂肪で、見分けの目安は腹囲と内臓脂肪面積の基準値にある。 この記事では、付く場所・測り方・どちらが先に減るかを、厚生労働省の基準にもとづいて数値で整理する。

内臓脂肪と皮下脂肪の違いは何か(付く場所の違い)

内臓脂肪はお腹の中、腸など臓器の周りにつく脂肪。皮下脂肪は皮膚のすぐ下につく脂肪で、そもそも付く場所が違う。 内臓脂肪が多いタイプは腹部だけがせり出す体型になりやすく「リンゴ型肥満」と呼ばれる。一方、皮下脂肪が多いタイプは腰まわりや太ももなど下半身に脂肪がつきやすく「洋ナシ型肥満」と呼ばれる。男性は内臓脂肪型、女性は皮下脂肪型になりやすい傾向があるとされる。

内臓脂肪と皮下脂肪はどこに付くか(イメージ図) 腹部の断面イメージ 皮下脂肪 内臓脂肪 臓器 体型のイメージ(リンゴ型 / 洋ナシ型) 内臓脂肪型(リンゴ型) 皮下脂肪型(洋ナシ型)
内臓脂肪は臓器の周り、皮下脂肪は皮膚のすぐ下につく(体型はリンゴ型・洋ナシ型の一般的なイメージ)

内臓脂肪と皮下脂肪はどう測る?(腹囲・内臓脂肪面積の基準)

もっとも正確なのは腹部CTで内臓脂肪の面積を直接測る方法で、内臓脂肪面積が100cm²以上だと内臓脂肪型肥満とされる。 ただしCT検査は毎回の健診で受けられるものではないため、簡易的なスクリーニングとして腹囲(おへその高さの周囲径)が使われる。厚生労働省のメタボリックシンドローム診断基準では、腹囲が男性85cm以上・女性90cm以上であれば、内臓脂肪面積100cm²相当とみなされる。

メタボリックシンドロームの腹囲基準 男性85cm以上 女性90cm以上 内臓脂肪面積100cm²に相当する腹囲の基準(厚生労働省)
腹囲がこの基準を超えると内臓脂肪型肥満の可能性が高いとされる(内臓脂肪面積100cm²相当)

体重70kgの人で体脂肪率が20%なら、体脂肪量はおよそ14kgになる計算だが、この中に内臓脂肪と皮下脂肪がどんな割合で含まれるかは、体重や体脂肪率だけでは分からない。同じ体重・同じ体脂肪率でも、内臓脂肪と皮下脂肪の配分は人によって大きく違う。だからこそ、体重計の数字だけでなく腹囲もあわせて見る意味がある。

お腹が出ているのは内臓脂肪か皮下脂肪か(判別の目安)

家庭でのおおまかな目安は「つまめるかどうか」だ。 お腹の皮膚をつまんで厚みのある脂肪がしっかりつまめれば皮下脂肪が多く、つまむ部分が少なく張りのあるお腹なら内臓脂肪が多い可能性がある。ただしこれはあくまで簡易的な目安で、確定的な診断ではない。正確に知りたい場合は、前述の腹囲(男性85cm・女性90cm)や、健診・人間ドックでの内臓脂肪面積の測定を基準にするのが確実だ。

体型の違いも手がかりになる。内臓脂肪型はお腹だけがぽっこり出て手足は細いままのことが多く、皮下脂肪型はお腹だけでなく腰まわりや太もも全体に脂肪がついて体型全体が丸みを帯びやすい。

内臓脂肪と皮下脂肪、どちらが先に減るのか

一般的に、内臓脂肪のほうが皮下脂肪より先に反応しやすいとされる。 内臓脂肪の脂肪細胞は皮下脂肪に比べて代謝の回転が活発で、エネルギーが不足する場面でも比較的早く分解されやすいとされる。皮下脂肪は長期的に蓄えられる性質が強く、変化はゆっくりだ。

体脂肪の増減という点では、体脂肪1kgの増減にはおよそ7200kcalのエネルギー収支が目安とされる(カロリー収支の考え方)。これは内臓脂肪でも皮下脂肪でも変わらない共通の目安で、特定の食品や運動だけを行えば内臓脂肪だけを狙って落とせるという方法は確立されていない。生活習慣全体を見直す中で、内臓脂肪のほうが結果として先に数値へ表れやすい、という理解にとどめておきたい。外食が多い人は、まず全体の食べ方の目安を知るために外食の糖質早見表を参考にしてもいい。ただし、それだけで内臓脂肪だけを狙って落とせるわけではない。

まとめ:内臓脂肪と皮下脂肪の違いを一言で言うと

  • 付く場所が違う:内臓脂肪は腸など臓器の周り、皮下脂肪は皮膚のすぐ下につく。
  • 測り方が違う:内臓脂肪面積100cm²、腹囲は男性85cm・女性90cm以上が基準の目安。
  • 減り方が違う:内臓脂肪のほうが代謝の回転が活発で、生活習慣の改善に比較的早く反応しやすいとされる。

「内臓脂肪 皮下脂肪 違い」の基準はあくまで目安で、確定的な診断ではない。腹囲が基準値を超えている、あるいはお腹まわりが気になる場合は、自己判断で済ませず、内科や健診機関で医師に相談してほしい。

よくある質問

内臓脂肪と皮下脂肪の違いは何ですか?

内臓脂肪はお腹の中の腸など臓器の周りに、皮下脂肪は皮膚のすぐ下につく脂肪です。内臓脂肪が多い体型はリンゴ型、皮下脂肪が多い体型は洋ナシ型と呼ばれます。

お腹が出ているのは内臓脂肪か皮下脂肪か、どう見分けられますか?

つまめる厚みがあれば皮下脂肪、張っていてつまみにくければ内臓脂肪の可能性が高いとされます。正確には腹囲(男性85cm・女性90cm)や内臓脂肪面積(100cm²)が基準に使われます。

内臓脂肪と皮下脂肪はどちらが先に減りますか?

一般に内臓脂肪のほうが代謝の回転が活発で、生活習慣の改善に比較的早く反応しやすいとされます。皮下脂肪は長期的に蓄えられる性質が強く、変化はゆっくりです。

内臓脂肪面積100cm²とはどのような基準ですか?

厚生労働省のメタボリックシンドローム診断基準で、内臓脂肪型肥満とみなされる目安です。腹囲では男性85cm・女性90cm以上がこれに相当するとされます。

根拠・出典

  • 腹囲の基準(男性85cm以上・女性90cm以上)と、これが内臓脂肪面積100cm²に相当するという関係は、厚生労働省 e-ヘルスネット「メタボリックシンドロームの診断基準」による。https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/metabolic/m-01-003.html
  • 内臓脂肪型肥満(リンゴ型)・皮下脂肪型肥満(洋ナシ型)の分類と、日本肥満学会が内臓脂肪面積100cm²以上を内臓脂肪型肥満の基準としていることは、厚生労働省 e-ヘルスネット「内臓脂肪型肥満」による。https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/dictionary/metabolic/ym-051.html
  • 内臓脂肪はCTスキャンなどでへその高さの断面を撮影し面積を測定するのが望ましいとされる(同e-ヘルスネット記載)。
  • 内臓脂肪は皮下脂肪より脂肪細胞の代謝回転が活発で、生活習慣の改善に比較的早く反応しやすい(落ちやすい)傾向があるとされるのは、肥満・代謝生理学で一般に説明される知見。
  • 体脂肪1kgの増減に必要なエネルギーはおよそ7200kcalとされるのは、栄養学で広く用いられる概算値(既存記事「カロリー収支」と同根拠)。

次に読む

← 記事一覧へ